Airline開発ストーリー#02「3D CAD」
2008年07月03日 13:00
Airlineのデザイン案は出来たものの、しばらくはそのままになっていました。それは、先行して開発にかかっているものがあったり、それらのリリース作業等があったため。
実際に本格的な設計にかかり始めたのは07年の3〜4月ごろだったでしょうか。
デザイン画から、その関節部分の設計が大変になるだろうという事は明らかでした。出来るという自信もありませんでしたが、とにかく、「これを作りたい」という一心で作業が始まりました。
どうすれば実現できるか分からない、という意味では、本当に手探り状態から設計が始まりました。
まず、3DCADの中で、モデリングをしてみました。姿だけでも。この時点では、あくまでも「架空の製品」です。ありえない構造をしていたりします。
次に、CADの想像上の空間の中で、とりあえず、構造として成り立つ事を目指しました。ボディー部や、関節部など、実際に製造が可能な材料を想定し、部品として置き換えて行きました。
設計の最後まで頭を悩ませたのが「配線」の問題でした。Airlineの中には、当然、ベースから光源部まで電線が通っています。これをいかに通すか。
例えば、強度確保のために部材の中に壁を作らなければならない。しかし、壁があると電線が通らない。一つを成立させると、別の箇所が崩れるという、まるでルービックキューブでした。
しかも、製品として一つにつながるわけですから、一カ所ずつ設計を完了させて行くという事もできませんでした。
これはかなり後の事になりますが、ほとんどの部品が、ほぼ同時に設計完了した事でも分かります。
しかし、この頃はまだ序の口。毎晩うなされる日々の入り口に過ぎませんでした。
Posted by デザインディレクター
カテゴリー デザイン&開発ストーリー
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