just because.

美しさや心地の良さ、感動や驚きなど
数値化できない価値こそが、日々を豊かにすると私たちは信じています。

この信念こそが、アイディアを生み出す源であり、そのための活力です。

私たちがプロダクトを作る理由は、それを心から欲しいと思ったから。

さぁ、ありふれた日常から、感動に満ちた素晴らしい世界へ。​

What is the measure of beauty? Can wonder ever be truly realized? 

Both may be unconventional or difficult to convey,  but this is exactly why we embrace the challenge.

We believe in the unquantifiable values in life that enrich everyday experience. 

We trust our senses. This is how we explore. This is how we create. 

We make it because we want it. ​

Leave the ordinary, enter the extraordinary. ​

about BALMUDA

バルミューダは、2003年に東京で設立されたデザインとエンジニアリングの会社です。
家電をはじめ、現代の生活に欠かせないさまざまな道具をつくり出しています。

ideation

今までにない発想

常識を疑い、自由な発想で常に新しい価値を模索する。私たちの仕事は、あらゆる可能性を信じ、素晴らしい体験とそれを実現するための方法を生み出すことです。

design

デザインの力

創業以来、私たちが大事にしてきたのはデザインの力。それは何もないところからアイディアを生み出す魔法であり、たったひとつのアイディアが、世界を変える様子を、私たちはたびたび目撃してきました。

engineering

可能性を形にする
エンジニアリング

デザインを現実のものにするために必要なのがエンジニアリングの力です。空想を現実的な形に設計し、生産し、販売し、お届けするまでの長い工程の中、常に新たな可能性を追求し続けています。

message

代表メッセージ

 BALMUDAは、2003年に東京で創業しました。当時の社員は私一人、私の部屋が会社でした。それまでロックスターを目指していた私ですが、その夢を諦め、プロダクトを作ろうと決意したのは30歳の時。自分で商品をデザインし、部品を小さな工場で作ってもらいました。それを自分の部屋で組み立て、写真を撮ってウェブサイトを作りました。一つしかないプロトタイプを持って、セレクトショップに売り込みに行き、箱も取扱説明書も作りました。こうして始まったのがバルミューダです。​
 かつて私は、高校を辞めて一人でヨーロッパに放浪の旅に出かけました。スペインやイタリアなど、ヨーロッパの南部をめぐったその旅の間に、私は数々の美しい街や、素晴らしい食べ物と出会いました。乾いた明るい空気の中を燕が飛び交い、星々は瞬いていました。孤独の夜を過ごして、次の日には胸いっぱいに歴史の香りを吸い込みました。ここは素晴らしい世界です。あれから数十年が経ち、私もさまざまな経験をしてきましたが、今も心からそう感じることができます。​
 おいしさや美しさや、心地の良さ。数値で測ることのできない芸術的な価値こそが人生を豊かにするのだと、私は信じています。バルミューダはこの信念に基づいてアイディアを生み出します。私たちは市場調査をしません。自分たちの感覚を信じます。私たちは生まれたアイディアを実現するために、デザイン、エンジニアリング、量産、マーケティング、セールスなどさまざまな工程を自社で行なっています。​

 私たちがプロダクトを作る理由は、それを心から欲しいと思ったから。このようにして生まれたプロダクトが、今日も世界のどこかで、誰かの人生の役に立っているなら、こんなに嬉しいことはありません。​​

バルミューダ代表 寺尾 玄

BALMUDA chronicle

バルミューダのものづくりの歴史を紹介します

2003. X-Base
2003. Stream
2004. Floater
2004. Kite
2004. Highwire
2005. Read me
2006. Lift
2007. Aero
2007. Colony
2007. Silence
2008. Airline
2010. GreenFan
2011. GreenFan Cirq
2013. AirEngine
2013. Rain
2013. SmartHeater
2015. BALMUDA The Toaster
2016. BALMUDA The Pot
2017. BALMUDA The Gohan
2017. BALMUDA The Range
2018. BALMUDA The Light
2019. BALMUDA The Pure
2019. GreenFan C2
2019. BALMUDA The Lantern
2020. BALMUDA The Speaker
2021. BALMUDA The Brew
2021.BALMUDA Phone
2022. BALMUDA The Cleaner Lite
2022. BALMUDA The Toaster Pro
2023. BALMUDA The Plate Pro
2024. ReBaker
2024. GreenFan Studio
2024. Table Stove
2024. MoonKettle

2003. X-Base

バルミューダ最初の製品は、ノートパソコンのための冷却台。厚さ8mmのアルミニウムプレートに大型ヒートシンクをフローティングマウントし、ファンを使用せずに-7℃の冷却性能を実現しました。ほとんどの部品が無垢の金属の削り出しによって構成されています。

2003. Stream

デジタル信号の流れを川の流れに見立てた、机の上のケーブル類を整理するためのオーガナイザー。アルミニウムブロックから削り出しで作られており、しっかりとした重量でケーブルの力で不安定に動いてしまうこともありません。

2004. Floater

ノートパソコンを自宅やオフィスで快適に作業をするためのスタンド。すべてのパーツがアルミニウムブロックの削り出しで作られており、安定するのに十分な重さと高い冷却効果を実現。隙間を限界まで狭くする事で、ぐらつきの無さと出し入れのしやすさを両立しました。

2004. Kite

紙と筆記用具を置くためのペーパー&ペントレイ。白い紙と鉛筆という組み合わせが持つ「可能性」をテーマにデザインし、上面が湾曲しており、置いたものが少しだけ浮いたように見えます。また、大きな湾曲によって筆記用具が自然と中央に集まります。

2004. Highwire

現代のデスクワークのほとんどの時間を占める「コンピューターディスプレイを見る」という作業に最適化されたデスクランプ。当時ほとんど実用化されていなかったLEDを光源に利用し、小さなヘッドと放熱性が高いアルミニウムの組み合わせで合理性と先進性を両立しました。

2005. Read me

本の表紙を見せるためのブックエンド。お気に入りの一冊や、読みかけの本の特等席になります。背表紙ではなく、広いタイトル面を手前側に向けて置く事が可能。本体はアルミニウムの鋳物製で、3.2kgものずっしりとした重さがあるため、本の列もしっかりと支えます。

2006. Lift

ノートパソコンにキーボートマウスを接続して利用することを想定したスタンド。プレートの角度は、ノートパソコンを載せたまま手で軽く動かすことができ、好きな角度でぴたりと止まります。

2007. Aero

レーザーで切り出した3mのスチールの板を曲げ加工し、手作業で塗装とガラスコートを施したワーキングデスク。わずか3つのパーツで構成され、継ぎ目もネジもありません。広いスペースは仕事に余裕をもたらし、その存在感はまるで意思を持った翼のようです。

2007. Colony

電源タップやACアダプターの束を美しくスマートに収納できるケーブルオーガナイザー。真っ白な磁器製で壺のような形状を持ち、クラシックにも現代的にも見えるデザインです。安全性にも配慮し、ACアダプターの発熱による対流を利用して温度を下げる通気穴が設けられています。

2007. Silence

特殊な表面加工を施したトップのアクリルが光源になっているLEDの燭台。常夜灯としての十分な明るさを持ちながら、消費電力はわずか2.8W。必要最低限の灯を最小のエネルギーで提供することを目指し、シンプルで現代的なデザインに仕上げました。

2008. Airline

長寿命のパワーLEDによる先進の光と、アルミ中空構造による美しいフォルムを持つデスクライト。驚くほど軽く動き、ぴたりと止まる感動の可動部。「動きもデザインの一部」という設計思想のもと、絶妙なエンジニアリングがそれを可能にしました。

2010. GreenFan

扇風機の風は長時間あたり続けられないのはなぜか。GreenFanは、風の質に着目し、二重構造の羽根によって速度の異なる2つの風を作り出します。2つの風はやがてぶつかり、自然界の風のように面で大きく移動する風へと変化。低速で静かに回転できるDCブラシレスモーターを採用し、扇風機に100年ぶりの進化をもたらしました。

2011. GreenFan Cirq

遠くまで風を届けるGreenFanのテクノロジーをサーキュレーターに応用。15m先まで届く風、円周上に角度を変えられるスライド機構、ミニマルなデザインといった様々な特徴を備えています。

2013. AirEngine

空気の循環こそが重要と考え、円筒状のフィルターと上向きの強力なダブルファン構造で部屋中の空気を循環させるタワー型空気清浄機。設置面積はA4用紙1枚分とコンパクト。まったく新しい発想だったタワー型という形状は、世界中の空気清浄機に大きな影響を与え、今では空気清浄機の主流のひとつとなりました。

2013. Rain

それまでの加湿器は、給水の度にタンクを取り外す必要がありました。毎日行う手間を解決しようと、たどり着いたのが上から直接給水する方式です。注ぐ行為と形状が自然であることにこだわりながら、有機ELディスプレイやリングのインターフェースなど先進性を融合させました。

2013. SmartHeater

理想的な睡眠のためのヒーター。空気を汚さず、乾燥させず、埃を舞い上げないオイルヒーターの考えをベースに、立ち上がりが速くオイル漏れの心配もない独自のヒーター構造を開発。利用状況を学習し最適化するオートラーンモードや起床1時間前から徐々に室温を上げるロイヤルスリープモードも開発しました。

2015. BALMUDA The Toaster

スチームテクノロジーと完璧な温度制御によって、トースターに革命をもたらした製品。科学的アプローチで「感動のおいしさ」を提供しました。

2016. BALMUDA The Pot

それまでの電気ケトルは広口の注ぎ口が一般的で、ハンドドリップをするには沸かしたお湯を細口のコーヒーポットに移す必要がありました。BALMUDA The Potは、プロが現場で使えるレベルの繊細なコントロールと、カップラーメンなどを作る際に一気に注げる流量を両立しました。

2017. BALMUDA The Gohan

とびきりの食事のための炊飯器。食事は白米だけでなく、おかずや副菜と一緒に食べるもの。試行錯誤の末たどり着いたのは蒸気を使った炊飯方法でした。炊きあがるごはんは、透明感のある色と抜けるような香り、そして、しゃっきりとした粒立ちが特徴です。

2017. BALMUDA The Range

キッチンは家の中で最もクリエイティブな場所であるという考えから生まれたオーブンレンジ。機能が複雑で無機質なこれまでのオーブンレンジに対し、与えられたコードネームは「レストラン」。ハンドルの照明や、生録音したギターのサウンドで、キッチンでの時間をより楽しいものにしました。

2018. BALMUDA The Light

「子どもたちの目を守る光」をコンセプトに生まれたデスクライト。きっかけは、絵を描く子ども達の姿。机に顔を近づけ、夢中になった彼らの手もとは暗くなってしまいます。手術灯をヒントに作られた手元に影を作らない無影灯と、自然界に最も近く本来の色を届ける太陽光LEDを採用し、広く手元を照らします。

2019. BALMUDA The Pure

2013年に発売した空気清浄機AirEngineの後継機。流体解析と幾度とない実験によって、ジェットエンジンの整流翼を応用し、性能を向上。また、効果を視覚的に実感できるよう開口部と内部を光の柱に見立て、作用感を作り出しました。

2019. GreenFan C2

部屋中を循環できる強い風とやさしく静かな風を、どこにでも持ち運べるコンパクトなコードレスサーキュレーター。活性炭脱臭フィルターを搭載し、送風するだけでその場の気になるニオイを取ることもできます。

2019. BALMUDA The Lantern

光の研究を続けていたエンジニアチームのアイディアとデザイナーの熱意から生まれたLEDランタン。キャンドルのようにゆらめく光から、十分な明るさの温白色の光まで、1つのダイヤルでシームレスに調光できます。

2020. BALMUDA The Speaker

「音楽の輝き」をコンセプトに作られたワイヤレススピーカー。3つのLED照明は、楽曲に合わせてスピーカー全体をライブステージのように照らし、テンポやグルーヴに合わせて光り輝くように設計されています。

2021. BALMUDA The Brew

6年の開発期間を経て生まれたコーヒーメーカー。バリスタの資格を持つエンジニアが、コーヒーの雑味やエグ味は抽出後半から出る事を発見。まず高濃度のコーヒーを抽出し、適量の熱湯で割るという方法を考案しました。この理論をベースに緻密な温度制御とバイパス注湯によって、ストロング&クリアな味を実現する1台が完成しました。

2021.BALMUDA Phone

現代の人々が最も長い時間利用する道具であるスマートフォン。ハードウェアでは、コンパクトでエレガントなボディで、道具としてのあるべき姿を追求。ソフトウェア面でも、縦横無尽にスケールを変えることができるスケジューラや、空間的に扱えるメモなど、さまざまな基本アプリケーションも開発しました。

2022. BALMUDA The Cleaner Lite

2020年に発売したBALMUDA The Cleanerを小型・軽量化したモデル。思い描いたのは、ほうきのような自由さと軽さを持った掃除機。デザイナーが描いた1枚のスケッチから、浮いたように軽い操作感と、使っていない時も自然で美しいデザインの掃除機が生まれました。

2022. BALMUDA The Toaster Pro

「作るよろこび」をコンセプトとしたProシリーズの第1弾。プロの厨房で使われる、高火力の上火で焼き目を付けるサラマンダーという調理器をトースターに応用。外資系ホテルなどで腕をふるっていたシェフが入社し、製品開発に携わることで、プロの火入れを実現しました。

2023. BALMUDA The Plate Pro

Proシリーズ第2弾は、蓄熱性の高い6.6mm厚のクラッドプレートと緻密な温度制御により、自宅で最高の一皿を実現するホットプレート。ステンレスとアルミを組み合わせたプレートは、金属ヘラやナイフが使用でき、焼き立てをカットしてサーブなど目の前で仕上げるライブ感ある調理が可能。ライブキッチンのおいしさと楽しさをお届けします。

2024. ReBaker

BALMUDA The Toasterの開発から10年。高度な温度制御という強みをアップデートし、作られたリベイクトースター。1秒ごと、1℃単位で上下のヒーターの強さを調整。パンは表面を焦がさずにパリッと、中はふんわりアツアツに。新しく追加したフライドモードで、揚げ物は本来の香ばしさと、さっくり感を取り戻します。

2024. GreenFan Studio

GreenFanを季節問わず使える送風機として再定義したオールシーズンファン。グリーンファンテクノロジーによる広く豊かな風により、扇風機はもちろんサーキュレーター、換気扇、そして衣類乾燥機として活躍。特徴的な三脚型の脚や3mの長さのケーブルなど全体的なキャラクターは、アトリエなどの制作現場にある道具をイメージしました。

2024. Table Stove

食卓を囲う時間を美しく、できたての料理をおいしく味わうために作られたカセットコンロ。あくまで主役は料理や鍋のため、黒子に徹するデザインを追求。本体にアルミダイキャストを採用し、上質な質感と優れた強度に加え、高い耐久性を実現しました。

2024. MoonKettle

古くから使われ続ける薬罐(やかん)の機能美をとり入れ、現代の道具としてコンパクトにデザインされた温度調整機能つき電気ケトルです。日々のブレイクタイムのための道具として、お湯ができるまでの時間を和ませる美しいサウンドと、まるでこんろのような温かみのある光が特徴的。日常に印象的な時間をつくります。