アルカリ乾電池から液体がもれ出している場合の対応

アルカリ電池からもれ出た液体は非常に強いアルカリ性の電解液ですので、直接ふれないでください。

処理する時には、安全のために、ビニール手袋などの防水性の手袋をはめ、保護メガネをかけてください。液もれした電池は、皮ふや衣服に付着しないように、また目に入らないように十分気をつけながら、リモコンの電池ボックスから取り出してください。

取り出した電池は、ティッシュなどで包み、ビニール袋などに入れてから、お住まいの市町村の指示に従って廃棄してください。また、リモコンや機器などに付着した液は、水で濡らした綿棒やティッシュ等で拭き取ってください。

万一、電池のアルカリ液が皮ふや衣服に付着した場合
皮ふに付いて、そのまま放置すると化学やけどを起こすおそれがあります。 こすらずにすぐに水道水などの多量のきれいな水で洗い流してください。もし異常を感じたら、すぐに医師の治療を受けてください。

万一、電池のアルカリ液が目に入った場合
目に入って、そのまま放置すると失明などのおそれがあります。こすらずにすぐに水道水などの多量のきれいな水で15 分以上洗眼し、すぐに医師の治療を受けてください。

万一、お子様が電池のアルカリ液をなめてしまった場合
すぐに冷たい水または牛乳を飲ませてください。もし異常があれば、すぐに医師の治療を受けさせてください。

家具・床などに付着した場合
付着直後の場合には、大量のティッシュペーパーで液を出来るだけ拭き取ってください。その後、水を多く含んだ雑巾または湿らせた大量のティシュペーパーで何度も拭き取ることで除去できる場合があります。家具・床材(畳)の素材によっては表面の変色や劣化が発生する場合があります。