ReBaker 開発ストーリー
BALMUDA The Toasterの開発から10年。
新たに提案するReBakerは、
おいしさを追い求めたバルミューダが、自信を持っておすすめしたい道具です。
その開発ストーリーを紹介します。
まるごとソーセージ
1973年生まれ、茨城県育ちの私にとって、中高生時代、まるごとソーセージ(山崎製パン)は、スニッカーズに並ぶ重要なエネルギー源のひとつでした。暑い日も寒い日も、これまでの人生でいったい何本食べてきたことか分かりません。自分の身体の数パーセントは、きっと「まるソー」で出来ているでしょう。まるソーをトースターで焼いて、少しこんがりさせて、熱々で食べたいと、少年の頃から願ってきましたが、従来のトースターでは真っ黒焦げになってしまいます。叶わないと思っていた願いを叶えてくれたのは、自分たちが開発したBALMUDA The Toasterでした。
リベイクとの出会い
BTT(BALMUDA The Toaster の社内略称)には、バゲットを温めるための「フランスパンモード」が搭載されています。焦がさずに熱々のフランスパンを提供できるモードですが、ある日そのモードで、まるソーを温めてみたところ、サクサク、ふわふわ、熱々。そう。これを食べたかったんだ、ずっと・・・と、何か詩でも書きたくなるような出来栄えです。BTTで目指したのは、世界一のトーストでしたが、買ってきたパンを抜群においしく温めるリベイクのクオリティも非常に高いものになっていたのです。他にもバターロール、あんぱんなどさまざまなパンを熱々にしていくうちに、リベイク専用の更に高度な温度制御が開発されていきました。これを搭載したのがReBakerです。そして欲はつきません。リベイクに加えて、揚げものもとてもおいしく温められたらどうでしょう。まるで揚げたてのように。
いちばん最後に食べたい
料理について
突然ですが最後の晩餐、何にしますか? みなさん、一家言あると思います。私は、ポークジンジャーか、カツカレーのどちらか。この件について長年考え続けてきましたが、いまだ一つに決められていません。。。ポークジンジャーについてはいずれ述べるとして、カツカレーは。なんでこんなに好きなんでしょう。さまざまなカレースタンドの、免許センターの地下の食堂の、そしてスキー場のカツカレー。思い出すだけで腹が減ってきます。そして、こんなにも大好きなメニューなのですが、基本、自宅では楽しめません。だって、カレーととんかつ、物理的にというか、労力的に、普通は一度に作れないですよね。だからこそ、カレースタンドがあんなにも尊いのですが。
自宅でカツカレーを
楽しむ最良の方法
それでも、運動をしてお腹を空かせ帰宅した週末の昼食などに、今ここでこそカツカレーを食べたい!と思ったことは数えきれません。そして私は、またしても長年の願いを叶えてしまいました。揚げものを完璧に温めることができるフライドモードがついたReBakerがあれば、ご自宅で簡単に、熱々のカツカレーを楽しむことができます。ここではクイックでライトに、熱々を実現できる方法をご紹介します。ご飯は炊き立てを用意し、カレーソースはレトルトで。私のおすすめはクリアな味わいのジャワカレー中辛。そして、スーパーの惣菜コーナーで買ってきたとんかつをReBakerのフライドモードで揚げたてに戻して、これらを熱々のうちにトッピング。自宅でこのクオリティは・・と言葉を失うおいしさです。もちろん、本物のカレースタンドには敵いません。しかし一点だけ勝るところがあります。それは食後、直ちに、昼寝ができるところです。
極めてシンプルな理由。
旅はBTTから始まり、ReBakerへと続いていました。それは、なぜ食パンがトーストになるのか、その化学反応の過程を辿って世界一のトーストを探求したり、自宅からカレースタンドまでの実質的な距離を短くする試みでもありました。数千枚のパンを焼いたり、1°C単位で温度制御を変更したり、振り返ってみると、ずいぶん面倒なことをしてきたなとも思いますが、これらの旅の原動力は、なんだったのでしょうか。その答えは極めてシンプル。腹が減っているのです。だからおいしいものを食べたいと思います。生きていれば毎日、お腹が空きます。できれば、すべての食事がおいしく、楽しかったら、最高ですよね。あれも、これも、もっと楽しみたい。そんな旅は、まだまだ続くのだと思います。
*「まるごとソーセージ」ロゴ及び「まるソー」は山崎製パンの登録商標及び出願中商標です。*スニッカーズ®はマース ジャパン リミテッドの商標です。*「ジャワカレー」はハウス食品グループ本社株式会社の商標です。